リフォームに国や自治体からの補助金が使えるって本当?
リフォームには、国や地方自治体からの補助金や助成金が交付される制度があるのをご存知ですか?
この制度を知らずにリフォームしてしまうと、損をしてしまうことになってしまうかもでしれません。
少しでもお得にリフォームするために、どんな内容なのか一緒に確認していきましょう。
リフォーム補助金、助成金の対象は?
まず、主な支援対象は耐震、バリアフリー、省エネリフォームの3つらしいです。
補助金、助成金にもいろいろと種類があって、国から受けるものとお住まいの地方自治体から受けるものとで内容が異なってきます。
それぞれの補助金の内容を簡単に説明すると、次のようなものになります。
国からの補助金
- 太陽光発電・・・「太陽光発電」システムを住宅用に設置する際、その費用に対して国から補助金を支給されるもの
- エネファーム・・・家庭用の燃料電池システムである「エネファーム」を住宅に設置する際、導入費用の一部を国から支援されるもの
自治体によって、リフォーム全体に対して助成しているところもあれば、特定の目的(耐震化・省エネルギー化・バリアフリー化・環境対策・防災対策など)に限定しているところもあります。
- 耐震リフォーム・・・ほとんどの自治体で助成している
- 太陽光発電・省エネリフォーム・・・自治体の各年度の予算によって補助額が変わってくる
- バリアフリーリフォーム・・・リフォームする住居に要介護1~5・要支援の方が住んでいる場合、1割の自己負担で行える(ただし、上限20万円まで)
- 一般的なリフォーム
国と地方自治体の補助金は併用できることが多いので、しっかりと確認してください。補助額の合計が百万円単位になることもありますので。
そして、補助金の申請はリフォーム着工前に必要なことがほとんどなので注意が必要です。
リフォーム後に補助金のことを知っても、あとのまつり。後悔しないようにしましょう。
補助金をもらう場合はリフォーム業者が選べない?
リフォームの補助金を役所の窓口に申請する際に、特定の業者しか選べないと言われることがあるかもしれません。
それは役所が怪しい業者を排除するために、業者登録したところだけ紹介しているからです。
役所に登録している業者一覧は、申請窓口でいえばもらえると思います。
もし万が一あなたが気に入った業者が登録されていなかったら、その業者に役所に行って登録してもらうように伝えればいいでしょう。
また、補助金の申請手続きについて、役所に確認するのは大事ですが、リフォーム補助金に詳しい会社に依頼するのもありでしょう。
そんなときに利用すると便利なリフォーム業者を選ぶサービスが存在します。以下のサイトで詳しく解説されています。
もし、あなたがリフォームを検討しているなら、ぜひ参考にしてくださいね。
スマホと連動して音楽が流れるテーブルってどういうこと?
このほどスマホと連動して音楽を流したり、天気の変化を音を鳴らして知らせたりするテーブルが発売されます。
発売元は家具ベンチャーのカマルクホールディングス。はじめて聞く会社だけれども、本社はシンガポールのようです。
いま流行りの「IoT」を活用した家具の販売に注力していくみたい。
IoTってなに?って人もいるかもしれないので、軽く説明すると、あらゆるモノがネットにつながることで実現するサービスのことをそう呼びます。
IoT=Internet of Things、モノのインターネット。昔からある考え方みたいなんですが、また注目を集めはじめているらしいのです。
机やドア、イスなどにスピーカーやセンサーなどが内蔵されていて、設定された時間になると音楽を流したり、子供の帰宅をチェックしたりできるようになっています。
これまでも似たような家電や家具はあったような気もするんですけど、その流れが今後より加速していくのかな?
資金調達もクラウドファンディングを利用して、すぐに集まったということだから、それだけ注目されている証拠なのでしょう。
センサー内蔵型のドアなんかは、ひとり暮らしの高齢者の見守りにはいいかもしれないですね。
個人的には肩こりがヒドイので、こり具合に連動して、もみ強度を自動調節してくれるマッサージチェアなんかがあると嬉しいです。
リフォームとリノベーションの違いとは?
最近は中古住宅やマンションのリノベーション物件が人気ですね。
ひと昔前まではよくリフォームという言葉を使っていたと思うのですが、リフォームとリノベーションの違いについてご存知ですか?
どうもよくわからなかったので調べてみました。
リフォームはそもそも間違いだった?
ショックだったのですが、リフォームという言葉自体、どうやら間違った使い方だったようです。
そもそも英語のリフォーム(Reform)の意味は、「改正する」「訂正する」「矯正する」など、主に会社組織や政策的な意味合いで使われる言葉らしいのです。
それをどう間違ったのか、日本では家の修理や改装のことを指すようになってしまいました。
では、日本でのリフォームのことを海外(特にアメリカ、イギリス)では何と呼んでいるのかというと、それがリノベーションなんですね。
つまり、日本のリフォーム=米英のリノベーションなのです。
ということは、リフォームとリノベーションどちらを使っても間違いじゃないということなのでしょうか。
やっぱりリフォームとリノベーションは違うらしい?
しかし、国土交通省のガイドラインによると、リフォームとリノベーションは違うということになっています。
具体的には次のように定義されています。
- リノベーション=新築時の状態とは違う次元に改修する(改善)
- リフォーム=新築時の状態に近づく様に復元する(修繕)
もう少し詳しく説明すると、リノベーションは住まいに新たな価値を加えることで、住宅性能をアップして、家自体の価値を向上させたり、空間レイアウトや全体的なデザインを変えたりすることにより、ライフスタイル自体を一新することを目的としています。
それに対しリフォームは、既存の壁紙やフローリング、台所やお風呂などを取りかえて新しくすることです。
なんとなくリノベーションの方が大掛かりなイメージですよね。
テレビで人気がある番組なんかはリノベーションっぽいものが多い気がします。
全体的な手直しが必要なものはリノベーション、部分的な取りかえで済むものはリフォームという感じでざっくり覚えておくといいかもしれないですね。